睡眠不足デメリット 睡眠のとりすぎのデメリット 適切な睡眠時間は??

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こんにちは山ちゃんです!!

夜勤のある仕事に就くと、生活スタイルが昼夜逆転することが少なくありません。さらに、勤務時間が不規則なところもあり、十分な睡眠が確保できない場合もでてきます。ここでは、適切な睡眠をとらなかった場合に考えられる影響について説明します。 

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寝不足のデメリット

精神面への影響 

 まず、見逃せないのは睡眠不足による精神面への影響です。十分な睡眠がとれないと脳に疲労がたまり、仕事の効率が悪くなるリスクがでてきます。また、物覚えが悪くなったり、思考力が低下したりと日常生活におよぼす影響も少なくありません。その背景には、睡眠によって得られるものが大きいことが考えられます。起きているときは、脳がさまざまな刺激を受けてヒートアップしますが、睡眠によって鎮めることができるのです。また、起きているときは外界からの刺激を受けるため、脳はそれらを整理して記憶を定着する必要があります。脳がその作業を行うのも睡眠中なのです。 

 それだけに、十分な睡眠がとれないとストレスがたまり、うつ状態を引き起こす恐れがでてきます。その背景として、ストレスと睡眠との密接な関係にも注目されます。睡眠不足になるとストレスがたまり、ストレスがたまると眠れなくなるという悪循環を繰り返すことを知っておきましょう。

体への影響 

 睡眠不足になると、体への影響が避けられないのはいうまでもありません。「寝る子は育つ」とのことわざが有名ですが、実際、成長ホルモンが分泌されるのは睡眠中なのです。成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるため、睡眠をとることで傷ついた細胞を修復して、疲労回復を促す働きがあります。また、睡眠がお肌の調子に直結する点も見逃せません。睡眠不足になると、成長ホルモンの不足が起きるため、肌荒れなど美容面に悪影響をおよぼす可能性が大きくなります。 

 また、生活リズムの乱れによって肥満や高血圧など、生活習慣病にかかるリスクも高くなります。さらにた、脂っこいものや糖分や塩分が多い食事は体によくありません。それらの分解に関わるホルモンの一つにコルチゾールがあり、こちらが分泌されるのは睡眠中です。しかし、睡眠時間が十分とれないとコルチゾールの分泌を妨げてしまい、脂肪分などが血中に流れ出すことから心筋梗塞など重篤な病気を引き起こすリスクが高くなります。睡眠不足になると、体の抵抗力が落ちるため風邪をひきやすくなる点も注意しておきましょう。風邪は万病の元といわれるだけに、くれぐれも無理をしないことが大切です。可能な限り休憩や仮眠をとりましょう。

睡眠の取り過ぎデメリット

新しい研究結果では、睡眠の取り過ぎが睡眠不足同様に健康に有害な影響を及ぼすことが示されている。『Journal of American Heart Disease』によると、1日平均10時間を超える睡眠を取る人は、1日平均7時間の睡眠を取る人と比べて心臓発作と心血管疾患のリスクが高まることが示されています。

「特に、心血管疾患を抱えた女性にリスクがあります」

睡眠神経学者のニール・スタンレー(Neil Stanley)博士は 睡眠の恩恵を得るには、身体が上述のステージで行われるすべての内容を完全な睡眠サイクル中に達成する必要がある。睡眠の取り過ぎは身体の概日リズム(体内時計)を崩し、こうした修復プロセスを阻害しする可能性があるのだ。

「睡眠の取り過ぎによる危険性は、睡眠不足の3倍にまで達することも。身体は習慣を好むので、睡眠で大事なのはバランスです。睡眠を取り過ぎているのであれば、起きた時に意識がボーッとします(これはサイクル途中で目が覚めたため、肝心な身体の修復プロセスのメリットを逃すことになる)」

さらに博士は「睡眠不足を取り返すことはできない」とも加えます。

「睡眠不足に陥った場合、次の日の夜は身体がストレスを感じ、寝ようと必死になっているため、非常に深い眠りに就くことで睡眠の負債を返済します。しかし、これでも完全に回復するために必要な、質の高い睡眠を得ることはできません」

本当に必要な睡眠時間は?

「必要な睡眠時間には個人差がある」というのはもはや常識だが、スタンレー博士はこう加えています。

「背の高さや靴のサイズのように、その大半は遺伝的要因によって決定されます。4~11時間の間であれば、正常な睡眠時間と考えていいでしょう。ただし、平均すると、多くの人は1日7~9時間の睡眠を取っているということになります」

まとめ

睡眠は取りすぎも取らなすぎもいけません。適切な睡眠を心がけ健康的な毎日を過ごせるよう心がけたいですね。

 

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