五十肩の痛み、原因、対処について 

治療家系ブログ

ある時、ふと手を動かしてみたら「肩が痛い」って思ったことないですか?

 それ以降、なんとなく肩に不快感や痛みを覚える日々が続き

 「嗚呼、とうとう五十肩になる歳になったのか、、、、」

なんてかんじたことはないですか?

 五十肩は、そのままでも自然経過でよくなると一般的には言われていますが肩の痛みの原因には、様々なものがあります。

その痛み、「歳のせい」「軽い肩こりだろう」と放おっておくと、次第に、服を着たり脱いだりする動作や、頭の後ろに手を回すような動作、腰の後ろや背中に手を回すような動作が難しくなり、夜間痛という就寝時に痛みを感じるようになることもあるのです。

 今回は、五十肩の原因や治療法などをてお話して行きたいとおもいます。

 

五十肩とは?

さて、突然ですが、

 「五十肩という病気、病名があると思いますか?」

五十肩という独立した病気や診断名はありません。

 中年以降、特に50歳代に多くみられることから、五十肩と呼ばれていますが、実際には若年者でも起こり得る病態なんです。

五十肩であると診断するためには、次のような状態を把握することが重要です。

バンザイをして腕を挙げていったときに、顔の高さくらいまでしか上がらない。

ズボンの後ろポケットに手を入れるのが痛くてつらい、あるいはできない。

夜寝ていて肩に痛みがある。

この3つがすべて当てはまれば五十肩(肩関節周囲炎)である可能性が極めて高いと思います。

痛みの原因

 五十肩は、肩関節周囲炎と言われる病態のことを言います。

肩の関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが主な原因と定義されています。

姿勢や体の硬さが理由で肩の痛みが生じていることも少なくありません。

また、最近では力仕事をされる方よりも、デスクワークで同一肢位を保っている人の方が、肩の筋肉に負担がかかりやすく、痛めやすいとも言われています。

骨折や脱臼など明らかな怪我がきっかけで炎症が起きるというのではないです。

むしろ軽微な損傷(つまり転んで手をついた、とか大掃除の際に棚の上のものを運んだなどの小さな負担)がきっかけとなり、しばらくしてから五十肩となることが多いようです。  

治療法について

炎症を抑え、痛みを取る目的で消炎剤を塗った貼り薬を貼る方法。

 肩関節に注射して痛みを除去する方法。(ヒアルロン酸、局所麻酔、ステロイド)

麻酔剤で肩甲上神経や肩甲下神経の痛みを感じる部分を遮断する方法。(ブロック療法)

温熱療法や電気療法とリハビリ運動(五十肩体操)。

筋肉のしこりを取り、動きを出すためのマッサージや他動的ストレッチ。  

 などがあると考えます。ただどうしても薬や薬剤では対処療法になってしまい痛みが治った時に腕が上がらないとか腕を回せないと言ったことになってしまいます。なので薬などで痛みを和らげストレッチやマッサージで動きを出してやることが大切だと思います。

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